○○を使わない140字小説お題


 13.「雪」 


目の奥で白い光の粒がふわふわと降る。
「何考えてるんだい?」
腕の中で克哉が問う。
初めて彼に触れたのはクリスマス。酷い天気だったが翌日には気温が上がり道はシャーベット状だった。
冬の思い出話に真夏なのにと彼は笑う。
「貴方まで溶けて消えないで」
逆に積もってやるさ、NYにアンタが居る限り。


NAOさんは「雪」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう http://shindanmaker.com/430183
※版権『In These Words』外伝。デビッド×克哉。真夏に雪ってお題に喧嘩売られたから買ってやった。
[2014年 8月 22日]

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