○○を使わない140字小説お題


 25.「夕日」 


西のバルコニーから海を見ていた。
真っ赤な太陽が水平線へと沈んでいく。
昔は終末を思わせるこの光景が嫌いだった。が、

「あれが海に触れたらジュッと音たてて湯気が上がるんじゃね?」

アクセルが後ろから俺を抱き込み言う。
突飛な発想に笑った。

──ああ、お前を包むオレンジの光はこんなにも暖かい。


NAOさんは「夕日」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう shindanmaker.com/430183
岬の別荘にて。愛し合ってシャワーを浴びた後とか///
[2014年 9月 3日]

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