○○を使わない140字小説お題


 27.「祭」 


通りには笑いさざめく人々で溢れていた。
花火に露店に大道芸。
初めての経験に小夜啼の目が驚きと興奮で輝いている。
今夜は年に一度秋の収穫を祝う夜。
それより俺は、今まで籠の鳥だった男娼を外の世界に引っ張り出せた事の方が嬉しかった。
楽しげな演奏が始まり、彼は笑顔で早く早くと俺の手を引いた。


NAOさんは「祭」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう http://shindanmaker.com/430183
『小夜啼鳥』。真っ先に北島○郎が浮かんだ時はどうしようかと思った。
[2014年 9月 6日]

Copyright(C)2014 NAO All rights reserved.
a template by flower&clover