○○を使わない140字小説お題


 56.「違和感」 


名も知らぬ男に身を任せていた。
快楽で全て忘れさせてくれるなら誰でもよかった。
今夜の相手は男の扱いに慣れている。
ああ、でも「彼」の触れ方ではない。やはりこの男も違う。

私は今夜も失くした愛の代わりを探して夜の街を彷徨っている。
何人の男と寝ても誰も「彼」にはなれないとわかっているのに。


NAOさんは「違和感」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう http://shindanmaker.com/430183
※版権『In These Words』浅野克哉。アイスクイーンの素顔。ちと微妙かな。
[2014年 10月 19日]

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