○○を使わない140字小説お題


 76.「眼中にない」 


或る夜、街角で宿敵に再会した。

ルカ──同業者で、頭脳腕力共に俺と互角に張り合える唯一の男。

俺達はお互い認め合った最後の好敵手だ。
「待たせたなルカ。ついに決着をつける時が来たようだ」
すると……。
「えーと、誰?」
は!?
「ごめん、忙しいんだ。じゃ」

去りゆく背中を見送る俺に秋風が吹いた。


NAOさんは「眼中にない」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう shindanmaker.com/430183
存在を覚えてもらえない程度のモブ。哀れw
[2014年 11月 21日]

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