○○を使わない140字小説お題


 64.「轟音」 


俺達を乗せた輸送機は敵の空域に入った。
任務は人質米兵の救出。

生還出来るか……いつもの不安がよぎる。

降下ポイントに到達しハッチが開いた。
凄まじい風の音とエンジン音が鼓膜を襲う。
この音は頭に充満し不安を押し流す。
それは毎度の儀式だ。
「神のご加護を」
祈りを合図に俺は風の中にダイブした。


NAOさんは「轟音」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう http://shindanmaker.com/430183
特殊部隊時代のハリー。冷徹へとスイッチが入る時。
[2014年 11月 2日]

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