○○を使わない140字小説お題


 65.「キス」 


合わせた唇の間からハリーの舌が忍び込み、無遠慮に口内を舐めていく。
俺の温かな粘膜を味わい唇を吸う。
巧みな舌使いに俺はもうヘロヘロだ。
思わず両手で金色の頭を鷲掴み覆い被さった。
口を貪りながら胸を撫でれば彼が喉の奥で微かに喘いだ。
欲しくて堪らない。
ハリーはいつも容易く俺に火を点ける。


NAOさんは「キス」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう http://shindanmaker.com/430183
ベッドに引き込む手段としてのキス。
[2014年 11月 3日]

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