ルカの心情がちょっと痛いので文章はまったくエロくないですね〜。絵も色々すみません、な感じで(汗)
それにしても、敬虔なカトリック信者の方や、教会関係者がこれを見ていない事を祈るばかりです;(滝汗)
このイラストのラフ画も用意しました。→クリック
[2009年 10月 4日]
ちっぽけな教会にしちゃなかなか荘厳なステンドグラスを見上げ、俺は時が過ぎるのを待っていた。 礼拝堂の中に設けられた小さな部屋。やがてそこから女が出て来る。もう外も薄暗い。その女が今日最後の“懺悔客”のはずだ。 俺は誰も居なくなった礼拝堂を突き進んで、その小さな部屋に入っていった――。 「お赦し下さい。俺は罪を犯しました……」 跪いて、組んだ手の上に顔を伏せ、低く小さな声で俺は言う。すると小窓の向こうから声が返ってきた。 「主はすべてを見ておいでです。そして赦して下さいます。告白なさい……」 静かな声に促されて、敢えて苦悩に満ちた声色で俺は言葉を絞り出した。 「俺は、愛してはいけない人を愛してしまいました。決して……決して、愛してはいけない人なんです……」 少しの沈黙の後、再び声が返ってくる。 「祈るのです……。あなたの罪は赦されるでしょう。心から神に祈りなさい」 笑いが、静かに込み上げてきた。肩が揺れ出す。 「祈ったって無駄ですよ。……ヤリたくてたまんねえんだ」 小窓の向こうで息を飲む気配がする。俺は笑いながら立ち上がった。 「――俺がヤリたい相手はさ、アンタだよ……ジャン牧師」 ドアを勢いよく開け、この小さな部屋のさらにその奥へと押し入る。 「ルカ!」 細い身体が仄かなロウソクの灯りに照らされていた。驚愕に歪められた聖職者の顔を、俺は心底美しいと思った……。 「やめな……さい……!ルカ……!」 大の男二人がもつれ合うにはこの部屋は狭過ぎる。床に座り込んだ俺は、膝にジャンを乗せて後ろから身体をまさぐっていた。司祭の衣装はとっくに肌蹴られズボンも下ろされて、牧師は淫らに喘いでいる。 「どうしたよ牧師サマ、なんで本気で抵抗しない?殴るなり引っ掻くなりすれば?」 ――俺に後悔させるためなのか? 「牧師ったってよ、所詮はただの男だよな。扱かれればこんなになっちゃうしさ」 「あ……ああっ!」 俺の手の中でジャン自身はすでに硬く勃起し蜜を流していた。 「俺に天罰が下るとしたらさ、抵抗しねえアンタも同罪だよな?いいのか?本当にヤッちまうぜ?」 馬鹿だな、牧師さんよ――と、せせら笑ってやった。 「いけない……ここは神の家です。こんな……」 「神様なんてどうでもいいんだよ!」 言葉を奪って俺は声を荒げる。 神様が何をしてくれる?そんなものに好かれようなんざ思わねえ。赦してもらおうとも思わねえ。 俺が本当に欲しいのは――。 「くだらねえよ、そんなもの……」 こんな得体の知れないごろつきを、色眼鏡で見ないで向き合ってくれた人。 本気で叱り、心から笑いかけてくれた人。 少しだけ人を信じてみようと思わせてくれた人。 ジャンの先走りで濡れた指を、彼の身体の奥に潜り込ませた。 「う……ああぁ……っ!」 衝撃に仰け反る頭をこちらに向かせて口付ける。口内を貪りながら、挿入した指を優しくゆっくり動かした。 俺のシャツの袖を握り締めていた手から力が抜けてだらりと下ろされる。 「ジャン、俺の名前を呼んでよ……」 人の優しさに、どう応えていいのか俺は知らないんだ。 「ルカ、って……呼んでよ……!」 こんな風に人を傷付ける事しか出来ない俺の、せめてもの願い……。 挿入した指にさらにもう一本加えて激しく中を掻き回す。淫らな水音が神聖な空間に響いた。ジャンが大きく嬌声を上げ身悶える。 愛の言葉も、謝罪の言葉も、俺は口に出来なかった。 ただ――俺自身を挿入する前に、どうすればこの人に苦痛を与えずに済むか……そんな事ばかりを考えていた。 馬鹿みたいに、そんな事ばかりを……。
ルカの心情がちょっと痛いので文章はまったくエロくないですね〜。絵も色々すみません、な感じで(汗)
それにしても、敬虔なカトリック信者の方や、教会関係者がこれを見ていない事を祈るばかりです;(滝汗)
[2009年 10月 4日]